DESAFIORA.FCとは
DESAFIORA.FCは佐賀県佐賀市を中心に活動する中学生年代のサッカークラブです。
デサフィオーラというクラブの名称は『挑戦』という意味のスペイン語『デサフィーオ』。ローマ神話に登場する、暁の女神アウローラ(知性・創造性のシンボル)を組み合わせた造語です。
どんな困難にも『挑戦』できる強い精神力を身につけてほしいという願いと、創造性溢れる、アイディアを持った選手になってほしいという願いが込められています。
クラブビジョン
- サッカーの力で佐賀を元気にする
- サッカーを通じて人と人との繋がりを大切にし、佐賀県を世界中の人々が行き交う街にする
- 多様性のあるサッカー関係者を輩出し、佐賀県や日本のサッカー界に貢献する
指導方針
- サッカーを通じた人間育成
- 目先の勝利に捉われない、選手個人の将来を見据えた指導
- 状況判断を大切にしOn the pitch. Off the pitchで考える力の育成
代表者メッセージ
「個」の大切さを徹底したい
クラブの歴史は2012年4月に遡ります。当クラブもおかげさまで9年目を迎えました。
世界に通用する日本人を佐賀県から輩出したい!!そんな思いでDESAFIORA.FCを立ち上げ、活動してまいりました。
当時のDESAFIORA.FCといえば…
公式戦だろうが何だろうが「パス禁止」で試合をしておりました。
- とにかくドリブルで相手を抜いて抜いて抜きまくってゴールを目指す!!
- ボールを取られない「個」こそ最強!!
- パスや戦術は高校からでも身に付く!!
個人技は中学年代までしか身に付かないから今の内にやり込め!!…と。
相手チームの保護者の方から「こんなのサッカーじゃねぇ」と叫ばれたこともありました。
相手チームの選手から「こいつらバカばい」と言われたことも数えきれぬほど…
それでも「個」の重要性にこだわってきました。
それには大きな理由があるのです。
◆ ◆ ◆
私は中学時代、キャプテンとしてチームを引っ張り、県大会で何度も優勝し九州大会に出場していました。
当然、「高校でも中心選手としてチームを引っ張って全国大会に出るもんだ。」と思っていましたが、現実は違いました。
同級生たち数名が上級生の試合に呼ばれていく中で、自分に声がかかる事はありませんでした。
悔しい日々を過ごす中で考えました。
「中学時代は負けなしのチームでキャプテンまで務めていたのになぜ試合に出れなくなってしまったのか」と。
結局、高校3年生になった時の私は、ベンチに入れるかどうかの瀬戸際で戦っていました。
その時に気づきました。
「あ、中学生のとき、俺のチームは凄かったけど、俺は凄くなかったんだ」と。
結局は「個でどれだけできるか」だと、気づかされた瞬間でした。
目指すは「完全勝利」
クラブチーム=学校生活は適当。このイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。
DESAFIORA.FCでは「みんなに応援される選手、チームを目指しましょう」を合言葉に、学校生活も私生活も充実した生活を送れるように指導をしております。
充実した学校生活を送っていれば何らかの大会で成績を残した時に、学校の先生方も喜んでくれるでしょう。
結果だけではなく内容に拘り、内容よりも取り組みに拘り、取り組みより人間性に拘り、最終的に、結果も内容も取り組みも人間性も勝つ!!
試合が終わり会場を去った後に「やっぱりあのチームは上手くて強かった」と言ってもらえるようなそんなチームを目指します。
サッカーの持つ「付加価値」を追求したい
人生の中でサッカーは「しなくても良い事」です。
しかし、生きていく上で「しなくてはならない事」は全てサッカーで学ぶ事が出来ると思っています。
「サッカーというスポーツを通して、サッカーだけ上手くなった。」では勿体無いです。
サッカーを通して沢山のことを経験し、沢山のことを感じて、沢山の事を学んで欲しいと思います。
生きていく上で大切なヒントはピッチの中に沢山あるのです。
3年間の付き合いではなく、一生の付き合いを
「縁」という言葉を大切にしています。
何かの「縁」で中学3年間を関わらせて頂いたからには、3年間で終わりではなく、一生の付き合いをしていきたいと考えております。
「卒団式の時に「選手と監督」の関係は今日で終わり!!これからは『サッカーを愛した一人の人間』として付き合っていこう。」と毎年話をしています。
DESAFIORA.FCに関わる全ての人々が世代を超えて“親戚”のような付き合いで繋がっていければ良いなぁ。と思っています。
DESAFIORA.FC代表
篠原司